2010/06/14

SLEEK ELITE

昨日、メインベースのジャズベ君の
メンテナンスに行って来ました。


jazzbass.jpg


��年前、買いたてホヤホヤ、まだ実家に住んでた頃の写真です、
今よりだいぶピカピカしてますね。




ベースのしくみや調整方法は何となくわかってたので、
買った直後にオーバーホールしてもらってからは
トラスロッドの調整や弦高の高さ等、僕的に弾きやすい状態になるよう、
ずっと自己流で調整してました。




ただ元々、1弦と2弦の12フレットから14フレットがだけがビビリやすい、
という問題を抱えてまして、最近その状態が急に酷くなったので、
ネックの調整をしてもらおう、との事で色々検討した結果お願いしたのが、
知り合いのベーシスト数人からよく名前が挙がる
SLEEK ELITEさんです。











PLEKという機械を用いて行うんですが、とにかく凄かったです。


produkte_2.jpg


見た目だけでいくと、完全に町工場のNC旋盤の機械なんですが、
かなりのヤリ手でした。




ベースをPLEKにセットすると、
指板にカタカタとセンサーを当てて、ネックやフレットの状態を調べたり、
自分でポーンと弦を弾いて弦振動を分析したりして、
色んな事を数値化していきます。




HPの説明によると、以下の事がわかるらしいです。

1. Neck、およびTruss Rodの状態
2. Fretの高さと形状
3. Neckのリリーフ(反り)の具合
4. バズ(ビビリ)の発生量
5. ナット、およびブリッジサドルの高さ
6. フレット位置、フレット浮きなどの異常
7. スケール、および弦間
8. 張られている弦の振幅量
9. 弦の振動によって生じるネックへの変化




で、この後が凄いんですが、そのデータをコンピュータ上で分析して、
どう調整すればどうなるのか、という事を事前に色々シュミレート出来るんです。




で、落とし所を決めて設定すると、
PLEKがチュイーンとフレットをすり合わせてくれます。




今回は、トラスロッドの調整、ブリッジナットの調整、
ピックアップの高さの調整も同時にして頂き、
僕の思い通りの状態に仕上がりました。




今回の僕の理想のセッティングも勿論データ化されてるんで、
今後その状態に戻したい時も、全く同じようにすぐ出来るという事も、
今まででは考えられないくらい凄いし、便利ですね。




ホント想像以上に状態が良くなったので、
これで、また一つベースを弾くのが楽しくなりましたね。




今回お世話になった広瀬さん、本当にありがとうございました!




僕が言うのもなんですが、広瀬さんがベースの事を熟知していて、
演奏者の要望を的確に汲み取った上で作業されるからこそ、
PLEKを有効に利用してより合理的に調整が出来ているのは、
いうまでもありません。




僕も、楽器のポテンシャルに負けないように、
少しでも素晴らしいベースを弾けるように頑張ります~!!!!